日々あれこれ

31の女です。仕事は理系の派遣社員やってます。

少子高齢化の打開策?

ネット記事でこれを読んでいてとても共感したのでペタリ。

www.msn.com

 

要は「生活水準あげなきゃ子供産めないよ」ってことかな。

 

私は特定派遣で働いていて、20代前半のころは給料はまぁこんなもんかって思っていたけれど、歳をとるにつれほぼ上がらない給料にしんどくなってきた。

 

下を見ればもっと苦労している人はいるだろうけど、

生活に余裕がないから生きていて楽しくないし、

ずっとこの生活なら死んだ方がましだと思ったりもした。

希望も見えず苦しみ続けるなら、生き続けることに意味があるのか、と。

 

それでもなんとか働いて結婚することができたけど、

40くらいまでに結婚できなかったら実家に帰って働こうかと思っていたりもした。

 

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女性活躍推進法が怖いなと思っていたのは、

私のようになんとか暮らせるレベルで働く女性が増えてしまうこと。

(※もちろん女性だけでなく男性もですが。※働いている側の給料や待遇が上がるなら大歓迎ですが)

疲弊した状態で恋愛や結婚なんてできるわけがないじゃないですか。

 

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記事では戦争の考え方と比較していましたが、

最近の戦争を扱ったテレビ番組も内容が変わってきてるなと感じます。

これまでは「火垂るの墓」だったアニメが「この世界の片隅に」に変わったり、

上官や当時の思想に反して行動した人が取り上げられたりしている。

この前見た番組では陸軍の特攻隊である万朶隊?がとりあげられていて、

特攻の一回の攻撃で人が死に機体を失うのは意味がない、爆弾を落とした方がずっと効果的だと主張した人がいたという内容。(その人の名前は忘れた)

 

戦争について詳しく知らないから、

当時の日本は国民全員が洗脳されていて、お国のためといって命を投げ出していたんだと思っていたけど、今と同じで「命」をきちんと大事にしてる人がいたんだと思い、なんだか肩の力が抜けた。そこにいたのは今と変わらず、人間だったんだなと。

 

それぞれの思想や主義が必ずしも悪いわけではなく、

時代や状況に合わないものを無理やりあてはめるのが悪だと思うのです。

 

国という大きなレベルじゃなくても、会社だったり、家族だったり、友達間でも、

主張が本質的に問題を解決するものではないかもしれない。

 

 

じゃあ政治家でも職場のリーダーでもない私はなにをすればいいのか。

 

やっぱり「命」を大事にするってことしかないんじゃないかな。

 

低賃金で消耗する人生で自分を痛めつけるのではなく

心に余裕をもって暮らせるように努力すること。

 

国のためや自分の老後のためではなく、純粋に子供がほしいと思えるように。